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~オンデバイス生成AIの現実解として、AQUOSスマートフォンでの動作を実現~

AI 基盤モデルを開発する Liquid AI 株式会社(本社:東京都港区)は、2025 年 6 月 17 日に開催された
シャープ株式会社(本社:大阪府堺市、以下シャープ)主催の報道機関・アナリスト・機関投資家
向け事業説明会において、Liquid AI が開発した視覚言語モデル「1B VLM」の提供を通じ、
エッジ/オンデバイスでのマルチモーダル AI のデモンストレーションに協力いたしました。

本説明会は、2025 年 5月 12日にシャープから発表された「FY2025–2027年度 中期経営計画」に
基づき、同社のスマートライフ事業戦略、スマートワークプレイス事業戦略、そして研究開発戦略の
要諦を説明する場として開催されたものです。

当日、同社 CTOの種谷元隆氏が研究開発戦略を説明する中で、シャープの中核技術の
1 つである独自 AI 技術「CE-LLM」の今後の開発方針とともに、
Liquid AI の生成 AI モデルを活用したデモンストレーション動画が上映されました。

このデモ動画では、シャープのエントリーモデルスマートフォン上で、当社の「1B VLM」が
オンデバイスでリアルタイムに動作しました。インターネット接続を伴わず、
限られたメモリ容量およびローエンド CPU という厳しいハードウェア条件下でも、
マルチモーダルな処理を円滑に実行できることを実演しました。
これは、Liquid AI のエッジ向け生成 AI モデルの軽量性・高効率性・実用性を象徴する事例です。

Liquid AI が開発する「LFM(Liquid Foundation Model)」は、Transformer を代替する
新アーキテクチャを採用し、従来の大規模言語モデルでは実現が困難であった、
デバイス上でのセキュア、低レイテンシ、かつ高精度な推論処理を可能にします。
これにより、ユーザーのプライバシーを最大限に保護しつつ、クラウド依存を排した
省電力かつ高性能なローカル AI 環境のエッジデバイスへの実装を支援します。

Liquid AI について:

Liquid AI は、AI イノベーションの最前線に立ち、パフォーマンスと効率性の新たな基準を確立する
生成AI基盤モデルを開発しています。あらゆる規模の効率的で汎用的な AI システムを構築する、
という使命を掲げ、現在はスマートフォン、ノートパソコン、自動車、衛星、
その他のデバイスに向けて、エッジ AI の可能性を広げ続けています。
詳しくはこちらをご覧ください。www.liquid.ai/ja

お問い合わせ

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